甲州街道ポタ 甲斐大和~笹子峠~大月~上野原

昨日は甲州街道の歴史ポタをしてきました。甲州街道国道20号とある程度は並走していますが、今回の主目的とした笹子峠や犬目宿~鶴川宿の区間は国道と離れていて、こういった場所はなかなか足の向かないエリアでもあります。

まずはJR甲斐大和駅輪行で到着。武田勝頼の像がバス停の所に建っていました。甲州街道を走る前に武田勝頼の最後の地である景徳院に向かいます。

景徳院への道の途中にある鳥居畑古戦場跡。武田勝頼が最後の合戦で陣を張った場所です。当初勝頼は岩殿城に拠る予定だったのが、謀反の計りありとの情報により、かつて先祖が自害した天目山を目指します。

景徳院に到着。近隣土豪の寝返りのため天目山に辿り着けなかったのでしょう。ここには武田勝頼とその一行の自害石や墓所があります。

国道20号に戻り、大和橋西詰交差点から県道212号に入って笹子峠を目指します。

交差点を曲がったすぐのところ。下の写真の左の道が県道ですが、甲州街道である右の狭い道を進みます。

武田勝頼の腰掛石、分かりにくい所にあります。民家の敷地内なので腰掛けることできませんでした。

駒飼宿。古い建物が並んでいて雰囲気はいいのですが、斜度がきつくて始終立ち漕ぎでした。

県道に合流すると、その先は走りやすい緩斜面になります。

そろそろ紅葉の季節ですね。近所の人でしょうか?落ち葉の清掃をしている人達がいました。

桃の木茶屋跡に到着。補給食を食べて一息つきます。

沢を渡ります。のんびりした景色ですね。心が癒されます。

甲州街道はここから先はハイキングコースになります。未舗装なので自転車では無理ですね。そのまま県道を走ります。

甘酒茶屋跡。この付近が最後の上り坂になります。

ここまで登ってくると紅葉もきれいですね。

東屋のところまで来るとあともう一息です。

先ほど分岐した旧街道の道と合流します。けもの道かと思うほど狭い道で、これが昔の五街道の幹線ルートとは思えないです。

笹子隧道に到着。照明のない真っ暗なトンネルでした。

トンネルをくぐった反対側です。笹子隧道は有形登録文化財に指定されています。

ここから先は快適な下り道です。

矢立の杉。周囲の木と比べると幹の太さが分かります。

国道に合流します。

国道は快走できて気持ちいいですね。史跡を見落とさないよう速度控えめで走ります。

黒野田宿を通り過ぎます。

笹子川橋。向こう側の橋が国道で、今渡っているのが旧道の橋です。

白野宿。国道の脇道に宿場町らしい雰囲気が残っていました。

下花咲宿の本陣。国の重要文化財ですが、残念ながら見学はできませんでした。本陣の建築物が残っている例は少ないので、大切に保存してほしいですね。

桂川にかかる橋の先に岩殿山が見えてきました。橋を渡った先が大月市街です。

大月駅に到着。駅の前を旧街道が通っています。ここで昼食を摂ります。

岩殿山武田勝頼が自刃前に目指していた岩殿城があった場所です。岩肌が露出していて確かに攻めにくそうですね。

甲州街道は至る所に旧街道が脇道として残っています。

駒橋宿です。甲州街道沿いは十分な平地が少ないので宿場町も分散しているのでしょうか?花咲宿・大月宿・駒橋宿と歩いて半日もしない距離に宿場町が連なっています。

国道20号に戻ります。下の写真は大月市街方面を振り返ったところ。いい眺めです。気軽に立ち止まって景色を眺めることができるのが自転車のいいところですね。

猿橋に到着。面白い形の橋ですね。甲州街道はこの橋を渡っていました。

鳥沢宿。一見して宿場町とわかる建物が残っています。

鳥沢宿を出てすぐのところに県道30号との分岐があります。かつて甲州街道はこの県道沿いのルートでした。談合坂ICの標識を目印に、ここで左折して国道から離れます。

ここから暫くは延々と続く坂道です。

正面に見える山々に向かって登り続けます。ちなみに本来の甲州街道は下の写真の右側に見える狭い道です。

甲州街道の石畳が残っている場所がありました。土砂や枯葉で埋もれていないので、恐らくは近隣の住民の人が維持しているのでしょう。

恋塚の一里塚。塚の形がここまできれいに残っているのには驚きました。この付近から先は下り坂になります。

犬目宿に到着。困窮した住民を助けた犬目兵助の出身地でもあります。

談合坂SAが見えてきました。ここから暫くは高速道路と並行するように走ります。

連休の最終日ということもあり、すごい渋滞ですね。

野田尻宿の手前に雰囲気のいいお寺がありました。

野田尻宿に到着。国道から離れているためか、古い建物も何軒か残っています。

上野原市内の甲州街道のルートは下の写真のような案内が充実しているので道に迷うことはありません。

大椚一里塚跡。痕跡は全く残っていませんでした。

遠くに上野原市街が見えてきました。

鶴川宿を通過。

鶴川橋を渡ります。

国道20号と合流します。帰路はこのまま国道を使って帰宅しました。

昨日の走行距離146.1km。今回のルートは思ったより坂が多くて疲れました。

 

※2023/11/16 犬目兵助の字が間違えていたので訂正しました。大変失礼しました。

道志みち 道志七里〜山中湖

昨日は道志みち、国道413号を走ってきました。この道は昔から車好きやバイク愛好家の間では人気のあるルートですが、最近では東京オリンピックのロードレースのコースになりましたね。

まずは相模原市の青山交差点に到着。ここから西へと道志村を越えて山中湖を目指します。ちなみに、この交差点の近くには横浜市水道局の施設があって、道志の水は横浜市の水源の一つとして機能しています。

青山交差点をスタートした直後から緑に囲まれた山の道と化します。

左から宮ケ瀬湖からの道と合流します。

セブンイレブンで一休み。この付近までは周囲に民家も多く、なだらかな登りが続いています。この先は山中湖周辺までコンビニはないので、ここでの補給食の補充は必須です。

道志みちの神奈川県内の区間は高台にある集落と橋の架かる沢とのアップダウンを何度も繰り返すので、ここ最近坂道を走ってない怠けた足にはきつい区間です。

両国橋に到着。ここから先は山梨県道志村です。

橋を渡ると七里太鼓のお出迎えです。七里というのは道志村の東西の長さのことで、道志みちのルート上には一里ごとに塚が建っています。

上の写真の奥のカーブの所に七里の起点の塚が立っていますが、、、草に埋もれていました。

今では数メートル先にある下の写真の方が七里の起点として分かりやすいですね。

両国橋を上から見たところ。広い河原はキャンプ場になっています。

大渡にある水汲み場。試しに飲んでみましたが、冷たくておいしい水でした。

大渡の水汲み場から道を下ったところに一里の塚がありました。ここから先は比較的平坦な走りやすい道になります。

道志川に沿った谷の西の方を見渡します。自然が豊かですね、水源の森として横浜市保全に協力しているそうです。

二里塚。駐車場もあり景色のいい休憩スポットになっています。

三里の塚は、事前に調べたところでは下の写真の辺りなのですが、残念ながら付近を探しても痕跡らしきものは見つかりませんでした。

レストハウス「貴純」で昼食を取ります。近くの駐車場にトイレもあるので休憩にはちょうどいい場所ですね。

レストハウスの裏手の道志川。川の水も透明で流れも穏やかで、水遊びには丁度いいですね。この付近にキャンプ場が多いのも頷けます。

のどかな景色を眺めながらのポタリングは気持ちいいですね。

ルート上には自販機が多く設置されているので、コンビニがなくても水分補給の心配はありません。

四里の塚に到着。ちなみに道志みちには、オリンピックに関連した看板があちこちにありました。確かに一つの村が丸ごとオリンピック会場になるなんて滅多にないことですよね。

パン屋さんを見つけたので補給食を補充します。味は雑味のないシンプル系で自分の好みでした。

道の駅「どうし」で休憩します。手前の芝生の所に自転車用のサイクルラックが並んでます。

川村の集落にあるという五里の塚は残念ながら見つけられず、代わりにバス停で写真を撮ります。

ここまでほぼ平坦だった道は、川村の集落を過ぎると延々と続く緩斜面になります。それと同時に道志川も渓谷の様相へと変わってきます。木々の葉っぱが色付いてきていますね。そろそろ紅葉の季節のようです。

六里の塚は「道志ますつり場前」バス停の近くの、キャンプ場施設の向かいにありました。

道志七里の終点に到着。ここにも七里太鼓がありました。

そして道の先には山伏峠のトンネルが見えます。その先は山中湖のエリアですね。

山中湖側に入ると、それまでの曲がりくねった道とは違い、ほぼ直線の道になります。峠を越えただけで気温が変わるのか、肌寒くなってきたので長袖を羽織ります。

山中湖に到着。残念ながら富士山は雲で殆ど見えないですね。

山中湖にはサイクリングロードが整備されています。晴れていれば富士山を目の前に走ることができますね。

何とかうっすらと富士山の輪郭が見えてきました。

山中湖の西端。自転車のオブジェがあったので記念に写真を撮りました。

昨日の走行距離162.2km。久々のセンチュリーライドでした。

丹波山~奥多摩むかし道

今日は奥多摩むかし道を走ってきました。しかも運よく昨日の金曜日が有給休暇なので、前日に丹波山で前泊することにしました。

1日目は玉川上水沿いの道から吉野街道→青梅街道と丹波山に向けて走ります。キャンプ道具を詰め込んだので荷物満載ですね。

奥多摩湖に到着。さらに先を目指します。

とりあえず、自転車に乗った「ゆりーと」にご挨拶。

深山橋交差点に到着。風張峠へはここを左折して橋を渡るのですが、今日は直進して丹波山を目指します。

で、道の駅「たばやま」に到着。奥多摩からここまでの間の写真がないのは、途中のルートの勾配が思った以上だったので、へとへとにへばっていたからです。

今回泊まったのは「奥秋テント村」です。ここに泊まると道の駅にある「のめこい湯」が300円で入れるのでお得ですね。この日の疲れを癒します。

2日目の朝。奥秋テント村を出発し、奥多摩を目指します。

保之瀬第一洞門に到着。ここから先は爽快なダウンヒルです。逆に言えば、昨日重たい荷物を載せた自転車でヒイヒイ登った坂です。

あっという間に奥多摩湖の西の端に到着。

で、本題の奥多摩むかし道ですが、中山トンネルの青梅側の出口の所にある案内板に従って、国道から横道へと入ります。

中山橋を渡ります。案内板があるので分かりやすいですね。

中山橋からの眺め。人工構築物が殆ど見えず自然がいっぱいです。

西久保の切り替えしに到着。ここで奥多摩むかし道に合流します。下の写真で右上に向かう未舗装の道が奥多摩湖方面へのルート。正面の舗装路を降りると奥多摩駅行きのルートになります。今日は真っすぐの道を進みます。

緑一色の中へと道が延びています。

馬の水のみ場。かつて荷物を牛馬で運んでいた名残ですね。この付近に昔の茶屋でしょうか、古い廃屋が数件建っていました。

不動明王を祀る祠が鳥居の奥に見えます。明治時代の創建だそうです。

集落が見えてきました。

二股の分岐点に来ました。下の写真で、左が国道411号に出る道、白髭トンネルの西側の出口が見えます。右が奥多摩むかし道ですが、ここから先は未舗装です。荷物が重いこともあり断念して、一旦国道に出ます。

白髭トンネルを抜けたところで多摩川沿いの旧道に入ると、奥多摩むかし道と再び合流します。

白髭橋梁。いまにも崩れそうなほど朽ちていました。

駐在所の裏を通って奥多摩駅を目指します。

しばらく走ると槐木の休憩所につきます。ただ、自転車で走れるのはここまで、、、

観音様が立ち並ぶところから未舗装になり・・・

さらにその先は階段になっていました。

残念ながら引き返して、国道を走って奥多摩駅に到着。牛肉コロッケを食べてから家への帰路に着きました。

走行距離は、昨日99.3km、今日が97.2km。

奥多摩むかし道は自転車で走れるのは白髭~中山の区間のみ、徒歩で行くのがいいことが分かりました。逆にそのほうが廃線跡の探検ができて面白いかもしれません。

寄居~秩父~山伏峠

今日は寄居→長瀞秩父→山伏峠と走ってきました。前半は歴史ポタで後半が坂登りになります。

まずは輪行寄居駅に到着。ここからスタートです。

歴史ポタの手始めは鉢形城後北条氏が拡張整備した曲輪群がいい状態で残っています。この城は小田原攻めの時に武力で落とせず、前田利家の説得で開城したという堅牢ぶりが有名です。

荒川の折原橋を渡ります。赤い国道の橋の先に玉淀ダムが見えます。ここから上流の荒川は、山々の間を縫うように流れています。

秩父方面へと向かいます。国道は交通量が多いので、秩父鉄道と並走している小さな道を走ります。

途中に「西行戻り橋」という小さな橋がありました。なんでも歌人として有名な西行法師がここを通りがかった時、この近所の子供達が詠んだ歌が難解で理解できず、恥ずかしくて引き返したという逸話があるそうです。

波久礼駅で踏切を渡り、国道に出ます。ちなみにこの踏切には遮断機がなく、渡ろうとすると自動音声で「危ない!」と注意されます。

国道を走りますが、車道はダンプがかっとばしているので、止むを得ず歩道を走ることにしました。

樋口駅のところで国道を離れます。

樋口駅の裏の白鳥橋から見た荒川。奇岩が織りなす景色は長瀞の名物ですね。ここから上流が奇岩地帯になります。

荒川の南側にある県道82号を走ります。国道と違って落ち着いてのんびり走れますね。

しばらく走ると、トンネルの横に「長瀞自然のみち」なる看板が見えてきました。トンネルを走るのは好きじゃないので、案内に従って自然の道を走ることにしました。

絶壁を削ってできた道ですね。右側は荒川。急峻な崖になっているので覗くと危険です。

木々の隙間から長瀞の奇岩の景色が見えます。この一帯が観光地化されているエリアです。

国道に出てしばらく走ると、和同遺跡の看板が出ていたので覗いてみます。

通りから入ってすぐのところに聖神社があります。和同開珎の大きなモニュメントが目立ちますね。708年にこの地で自然銅が発見されたとき、守護神として金山彦命を祭ったのが始まりだそうです。

聖神社の向かいにガレットを売っているお店がありました。そば粉入りガレットといい甘めの味噌といいとてもおいしかったです。

近くに和銅を採掘した遺跡があるとのことで、ガレットを食べながら散策します。聖神社から15分程度歩いたところに露天掘りの跡がありました。下の写真の小川の右側、斜面が崩れているところがそれです。崖を崩すだけで簡単に銅が採掘できたなんて、ある意味すごいです。さすがは奇岩の名所、ですね。

歴史ポタの締めくくりは秩父神社。正式には知知夫神社に到着。

奇麗な彫刻ですね。御鎮座2100年を記念した保存修復事業の最中でした。本当は社殿裏にある三猿を見たかったのですが、こちらは修復中で残念ながら見れませんでした。ここの三猿は日光東照宮の三猿とは正反対で、「よく見て、よく聞いて、よく話す」という元気なお猿さんです。

下の写真も有名な子宝・子育ての虎です。「赤子には肌を離すな、幼児には手を離すな、子供には眼を離すな、若者には心を離すな」という説明書きがありました。確かに納得ですね。

さて歴史ポタを終えて、ここからは坂登りです。まずは国道299号を南下します。それにしてもすごい交通量ですね。道幅もそれほど余裕があるわけではないので気を使います。

やっとのことで正丸トンネルに到着。ここで右折して山伏峠を目指します。

のんびり木々の中を走ります。今日は運動に丁度いい天気ですね。日陰に入ると涼しいです。

Y字の分岐点に着きました。左が正丸峠、右が山伏峠なので右の道を行きます。

山伏峠に到着。ここ最近は坂道を走っていませんでしたが、秩父側からのルートは、そんな自分でもなんとかなる程度の斜度でした。

峠に上った後は景色を堪能しながら坂を下ります。

車も少ないので、気持ちよくダウンヒルができます。

途中にある山伏BASEで遅い昼食を取ります。

延々と坂を下り、入間川CRに到着。

帰り道、びん沼川のほとりに来た時、奇麗な天使の梯子が見えたので思わず写真を撮りました。

今日の走行距離129.9km。

仕事も期末の繁忙期が過ぎたので運動不足の解消が急務です。

XOSS G+ 2nd generation 購入

欲しいものがあっても今あるものが壊れるまで使ってしまう性分ですが、10年以上使ってきたCATEYEの有線サイコンのセンサーの調子がおかしくなってきたので、遂にサイコンを買い換えることにしました。

ポタリングが主目的なので地図は不要。但し一日中走り回ることがあるので余裕を見て20時間以上バッテリーが持つこと、測位はQZSS(みちびき)が受信できること、ANT+で心拍数が表示できることを条件に調べた結果、XOSS G+ 2nd のほぼ一択でした。Amazonにて¥4980で購入。ついでにケイデンス計測用にXOSS VORTEXのセンサーも購入しました。速度計測は当面はGPS測位にする予定です。

ちなみにXOSS G+ 2ndは最近発売になったXOSS G+の第二世代の製品で、測位がGPS/GLONASS/GalileoからQZSS/GPS/Beidouに変更になっています。

www.amazon.co.jp

今回購入したセットには、本体以外にマウントや保護カバーが同梱されています。ちなみにSoRiderのマウントは付属のゴムを挟むと31.8mmのハンドルのサイズに合わず、メタルタッチで直付けにする必要がありました。

本体の箱の中にはXOSS G+以外に充電ケーブル、ハンドル固定用マウント、説明書が入っています。

電源を入れて一通りの設定を終わらせます。

画面表示ですが、画面の一番上の行に小さく測位受信状況や時刻・気温・バッテリーの残量が表示され、電量マークの下に%で勾配が表示されます。これらは表示内容を変更できません。

一方、メインの画面では、大きい数字が速度で、その下に心拍数・ケイデンス・走行時間・走行距離・消費カロリー・標高が表示されます。これらの数値は、Page1で計測値、Page2で平均値、Page3で最大値と表示を切り替えられますが、スマホのツールを使うとさらにカスタマイズが可能で、例えば心拍数の欄であれば、同じPage1で個別に計測値⇔平均値⇔最大値を切り替えて設定できます。ただ、別のカテゴリの数値を表示させるのは不可です。

  

Strava連携もXOSSのアプリ側から普通に繋がるので軌跡データを残したい場合も問題ありませんね。

まだ近所しか走っていないし、そもそも同種のGPSサイコンを使ったこともないのであくまで個人的な感触ですが、速度表示は一般の住宅街を走っているときはCatEyeとほぼ同じ値を出します。普段乗りには十分な精度ですね。外気温を含め、表示される情報量も多いので使い勝手は良さそうです。

ただ、高い建物が近くにあると速度の数値が±1km/h程度ふらつきます。また、当然ですがトンネルの中では速度は0km/hの表示になります。シビアな用途なら速度センサーを付けたほうがいいですね。

標高についてはコンスタントに40m強だけ実際より加算された数値が出ているようです。勾配もあくまで参考値です。

速度センサーの要否はもう少し走りこんでから判断しようと思います。

新河岸川沿いポタリング

ここ最近は少しづつ涼しくなってきましたね。昨日は新河岸川を上流へと遡ってきました。新河岸川はその名の通り、江戸時代は川越と江戸をつなぐ水運のルートとして整備された関係で、川沿いには多くの河岸跡が残ります。

朝霞水門から見た新河岸川。川を越えたところで土手を降りて左岸側を走ります。

国道254号の下をくぐると、朝霞調整池沿いの道に出られます。

調整池の土手を登ってみました。木がこんもり茂っていますね。この付近の土手の上は未舗装なので、外周の一般道を走ることになります。

新盛橋を右岸側に渡ります。ここからは土手が舗装されています。

程なくして、いろは親水公園に到着。

親水公園の所で川が合流しています。下の写真右側を流れるのが新河岸川です。

志木市役所側の親水公園には、明治時代の古屋が移設保存されています。

さらに右岸を北上します。緑が多いですね。おいしい空気を吸いながら、のんびりポタリングを楽しみます。

富士見江川が西側から合流してきます。ちなみに、気持ちよくポタリングできたのはこの付近まででした。

南畑橋の所で工事中のため、ここからは看板の案内に従い左岸側を走ります。

南畑橋を過ぎたあたりからは雑草がものすごかったです。この季節の川沿いの道ではよくあることですが、雑草で殆ど道が見えません。本当なら河岸跡巡りをしようと考えていたのですが、それどころじゃありませんね。

止むを得ず一旦土手を降りて、旧新河岸川の流路を探しました。下の写真がそれで、以外にも川幅が狭いですね。小回りの利く川舟だとこれぐらいが丁度いいのかもしれません。

再び新河岸川に戻ります。前方にびん沼川との分岐点にある渋井水門が見えてきました。

少しづつ民家が多くなってきました。渋井水門から北の右岸は自転車は走れないので、左岸を走ります。

新扇橋に到着。不老川との合流地点ですね。川越の市街地の目の前まできたので、NTTの赤い鉄塔が見えます。舗装路伝いに走れるのはここまでですね。

仙波河岸公園に到着。明治初期に造られた河岸で、新河岸川で一番上流にある河岸です。ここで一休みして帰路につきました。

昨日の走行距離は73.4km。

もう少し草の少ない時期にもう一度訪れたいです。

岩槻ポタリング

昨日は岩槻の歴史ポタに出かけてきました。

まずは元荒川沿いに北上します。暑い日でしたが川沿いは木陰が多く、意外にも快適に走れました。

岩槻城址公園に到着。ちなみにかつての岩槻城の本丸などの中心部は完全に市街地化してしまっていて、現在公園になっているのは岩槻城の一番外側にあった新曲輪の部分になりますが、この公園内には戦国末期の築城術の痕跡が多く残っています。

数少ない岩槻城の現存する建築物の一つ黒門。明治維新後に埼玉県庁舎に転用されたため破壊を免れたそうです。

下の写真は時の鐘、当時のまま現存しています。日光御成街道の曲り角のすぐ傍、城下町のちょうど真ん中に位置していて、遠くまで鐘の音が聞こえるようにするためでしょうか、盛り土の上に設置されていました。

岩槻藩の藩校だった遷喬館。昔の藩校の建物が現存しているのは埼玉県ではここだけだそうです。

岩槻人形博物館。日光東照宮の造営に関わった職人たちの技が受け継がれている岩槻の人形作りは全国的に有名ですね。ここのカフェに立ち寄ろうと思ったのですが、混雑していて断念しました。

市内から日光御成街道を北東に走ったところにある慈恩寺。平安初期創立の天台宗の古刹です。

慈恩寺には西遊記でおなじみの玄奘三蔵法師の霊骨を安置する十三重の霊骨塔があります。門構えを含めていかにも中国的雰囲気が漂っていますね。ちなみにこの塔は慈恩寺の敷地内でなく、少し離れた所にあります。

帰りは見沼代用水沿いを走って帰宅しました。

昨日の走行距離96.0km。ご近所ポタの予定でしたが、思いのほか距離が延びてしまいました。

つくば霞ケ浦りんりんロード(霞ケ浦湖岸)

先日に続き昨日は、つくば霞ケ浦りんりんロードの霞ケ浦湖岸のルートを走ってきました。土浦駅を起点に反時計回りで霞ケ浦を一周する計画です。

輪行土浦駅に到着。勝手が分かっているので手早く自転車を組み立て、コンビニで補給食を調達してスタートします。

路面に書かれた案内に従って走り、土浦港のところで湖岸ルートに合流します。この日は天気が不安定な予報で、早朝に降った雨で路面が濡れていました。

桜川に架かる水郷橋を渡ったところで左折し、川沿いの道に入ります。

次第に景色が開けてきて、向こうに霞ケ浦が見えてきました。霞ケ浦は広いですねぇ。

霞ケ浦総合公園の風車に到着。湖岸ルートは途中に大中小様々な公園が点在しているので休憩場所には困りません。

予科練平和記念館の横を通ります。ここでは回天の実物大模型を展示していました。

振り返ると土浦の市街地が遠くに見えます。ただ、霞ケ浦一周のルートの序盤にすぎず、この先はまだまだ長いです。

途中で用水路を渡るため湖岸から離れる場所が何か所もあります。周囲の多くは水田ですが、所々れんこん畑も広がっています。ちなみに霞ケ浦周辺はれんこんの生産量日本一です。

延々と湖岸の道が続きますが、景色に変化があるので飽きることはありません。

下の写真は鹿島海軍航空基地の司令部跡です。周囲には廃墟と化した戦争遺産が点在しています。残念ながら昨日は月曜日だったので、戦争遺跡の建物を使って営業している週末カフェはお休みでした。

この辺りが霞ケ浦の対岸まで一番距離のある場所になります。対岸が遠くて霞んでしまっています。

和田公園に到着、ここで一休みします。和田公園までくると対岸が近くなってきますね。霞ケ浦の南端まであと10㎞程度です。

稲敷大橋から見た妙岐ノ鼻。鳥類観察小屋が見えます。

霞ケ浦の南の端に到着。ここからは土浦のある縦方向の対岸は全く見えませんでした。霞ケ浦の広さを体感できます。

北利根橋を渡ります。この橋が折り返し地点になります。

北利根橋を渡って、本来なら北西に湖岸を走るのですが、少しだけ南東方面に走ったところにある休憩所で一休みします。ここには空気入れが備え付けられていますね。サイクリングルートはこの先潮来方面まで伸びているようです。

再び湖岸に戻り、霞ケ浦沿いに北西に向かって走ります。が、途中から雲行きが怪しくなってきました。そして天王崎公園に着いた辺りで雨が少しづつぱらつき始めました。

島並休憩所に到着。ここで一気に雨足が強くなったので、東屋でしばし雨宿りします。

雨雲レーダーを見ながら、雨が止むタイミングを見計らって再び走り出します。霞ケ浦の東岸は、西岸と違って道が比較的まっすぐなので思ったよりも早く進みます。

霞ケ浦大橋と、道の駅の隣にある虹の塔が見えてきました。再び雨足が強くなってきたので道の駅で再度休憩。時間切れになったので霞ケ浦大橋でショートカットして土浦駅に向かうことにしました。

土浦市街が見えてきました。残り10㎞です。

りんりんポート土浦に到着。ここで濡れた服を乾かし、一休みしてから帰宅しました。

昨日の走行距離117.3km。今回は残念ながら霞ケ浦を完全制覇できなかったので、どこかの機会でもう一度走ってみたいです。

つくばりんりんロード(桜川土浦自転車道) 土浦~岩瀬

今日は早く起きれたので、早朝の空いている時間に輪行して「つくばりんりんロード」を走ってきました。

先ずは土浦駅に到着。ここから「つくばりんりんロード」を北上します。ちなみに岩瀬駅までは40㎞程度ですが、途中であちこち立ち寄りながらポタリングする予定です。

土浦駅からは、路面の青い表示に従って走れば、そのままサイクリングロードに出ることができます。案内が充実していて分かりやすいです。

今回は岩瀬駅に向かう「つくばりんりんロード」を走りますが、いつかは霞ケ浦を一周するサイクリングロードも走ってみたいです。

最初は市街地の歩道を走りますが、、、

市街地を抜けると緑に囲まれた道になります。虫の鳴き声と鳥の鳴き声に囲まれながら走るのは気持ちがいいですね。

遠くに筑波山地が見えます。今回のルートの殆どは水田の真っただ中を走ることになります。

虫掛駅跡地。今回のルートには至る所にかつての筑波鉄道の駅の跡がありますが、トイレが併設されているのは案内板で「休憩所」との記載のある駅跡のみです。

正面に見える筑波山地目指してひた走ります。ここからは筑波山自体は見えず、目の前の山は宝篋山です。

藤沢休憩所に到着。駅跡の近くに自動販売機があるので飲料水を補給します。

田土部駅跡。宝篋山が近づいてきました。

小田城跡に到着。ここでは城跡の遺構を発掘するとともに復元作業にも取り組んでいます。ちなみに周囲の田んぼの中にも、それなりに歴史に詳しい人なら曲輪の跡が見て取ることができます。

もし小田城についてもっと詳しく知りたければ、城跡のすぐそばの小田休憩所にある歴史広場案内所に、城の歴史や発掘の成果が展示されています。歴史に興味がなくてもクーラーで涼しんで休憩するのに丁度いいのでぜひ立ち寄ってみてください。

小田休憩所を過ぎると、サイクリングロードの前方に筑波山雄大な姿が現れます。

筑波休憩所に到着。ここが今回のルートの中間地点になります。

筑波休憩所のすぐ横はバスターミナルになっていて、土浦方面、岩瀬方面を始め、複数ルートの路線がここから伸びています。

バスターミナルからは鳥居とその先の筑波山の姿が見えます。筑波山の峠道は面白そうなのですが、今回は岩瀬駅を目指すので遠慮しました。

筑波休憩所を出ると一部一般道横を走りますが、その後はこれまた走って気持ちいい景色が広がっています。

真壁休憩所。近くにある真壁城に寄ってみましたが、発掘調査中かつ公園として整備中でした。今後に期待です。

雨引休憩所に到着。今日の終点の岩瀬駅まであと一息です。

ここまでくると、山が左右から迫ってきます。

岩瀬駅に到着。1時間に1本の電車を逃さないように、急いで自転車を輪行袋に入れて帰宅しました。

今日の走行距離67.2km。
どうやら仕事の負荷がこれからもどんどん高くなってくる気配が漂っています。うまく体調の良い時を捕まえて有酸素運動を続けたいですね。

荒川CR~吉見総合運動公園

ここ最近は仕事の負荷が高く、週末も疲れが取れない日が続いていましたが、やっと忙しさもひと段落したので今日は久々に荒川CRに向かいました。行きたいところは色々あるのですが、体を動かすのは久しぶりなので今回は無理はせずに定番コースを走ることにしました。

荒川CRは広々とした景色の中を走れるので、仕事のストレス発散にはうってつけのコースです。

今日の目的地は吉見総合運動公園。自宅から約50km程度なので、往復すると丁度いい距離になります。ここで暫し休憩し、栄養を補給してから帰路に着きます。

帰りに榎本牧場に立ち寄り、ヘーゼルナッツと黒ゴマのジェラートを食しました。

今日の走行距離104.5km。

毎日少しづつ自転車に乗っているせいか、特別体力が落ちているわけではなさそうなので安心しました。

渡良瀬川CR(桐生足利藤岡自転車道)

今日は渡良瀬川CR(正式名称は桐生足利藤岡自転車道)を藤岡から桐生まで走ってきました。これまでも何度か渡良瀬川CRを走ろうと挑戦したのですが、毎回時間切れで遊水地で引き返していました。そこで今回は時間短縮のため、いつもの三郷排水機場経由で江戸川CRに入るルートでなく、首都高速6号下の道から中川~金野井用水路沿いを走り、野田橋で江戸川CRに出るコースを選択しました。この道はクロスバイク時代によく使ったルートです。

下の写真は中川沿いの道。遊歩道が途切れた後は一般道を走ります。

金野井用水路沿いの道。信号もなく快走できます。

東埼玉テクノポリスを過ぎた所で県道を右折すると、野田橋にすぐに着きます。ここまで家から約2時間。その後江戸川CRをひたすら北上します。

渡良瀬遊水地に到着。ここまでで家から休憩込みで約4時間、計画通りのペースです。

道の駅「かぞわたらせ」で栄養補給。焼きいも黒蜜ソフトを食します。

藤岡大橋を越え、渡良瀬川CRに向かいます。

いよいよ渡良瀬川CRの起点に到着。桐生足利藤岡自転車道なので、スタート地点は藤岡市ですね。

思ったより道幅の広いCRで、とても走りやすい道です。右に見えるのは日本グライダークラブの滑走路です。

邑楽頭首工。頭首工(とうしゅこう)というのは農業用の取水堰のことだそうです。

矢場川の水門を通過します。渡良瀬川CRはロードバイク乗りのあいさつ率が他よりも高いのには驚きました。

ここから栃木県に入ります。

足利バイパスから川崎橋の区間は工事中のため迂回します。

川崎橋を過ぎてゴルフ場の所からCRに復帰します。

猿橋を左岸側に渡ります。足利市付近ではCRは右岸と左岸を行ったり来たりしますが、路面や標識で表示されているので初めてでも迷うことはありません。

足利市の市街地が見えてきました。

足利市に到着したところでCRから少しそれて歌碑まで寄り道します。ここで一曲聞きながら休憩します。メロディかと思ったら流れてきたのは本物の歌声でした。

渡良瀬橋を右岸に渡ってCRに復帰します。

案内に従って再び左岸に渡ります。

足利市を過ぎ、左右の山並みに囲まれた中を走ります。

いつの間にか川幅が狭くなってきましたね。これは渡良瀬川の支流の桐生川です。

そのまま走ると舗装が途切れます。ここだけ案内が不親切ですね。一般道を使ってこの先にある境橋を渡ります。

桐生川に架かる境橋を渡ったところ。自転車道の標識が出てくるので一安心です。

山並みが迫ってきて緑も多く、のどかなCRをのんびり走ります。

桐生市の錦桜橋に到着。ここから先はもう少し行けそうですが行き止まりになっているみたいです。

帰りは桐生駅から輪行しました。

今日の走行距離は129.3km。真夏のような暑さでしたね。5月でこの調子だと、8月はどんな暑さになるんでしょう?