岩槻ポタリング

昨日は岩槻の歴史ポタに出かけてきました。

まずは元荒川沿いに北上します。暑い日でしたが川沿いは木陰が多く、意外にも快適に走れました。

岩槻城址公園に到着。ちなみにかつての岩槻城の本丸などの中心部は完全に市街地化してしまっていて、現在公園になっているのは岩槻城の一番外側にあった新曲輪の部分になりますが、この公園内には戦国末期の築城術の痕跡が多く残っています。

数少ない岩槻城の現存する建築物の一つ黒門。明治維新後に埼玉県庁舎に転用されたため破壊を免れたそうです。

下の写真は時の鐘、当時のまま現存しています。日光御成街道の曲り角のすぐ傍、城下町のちょうど真ん中に位置していて、遠くまで鐘の音が聞こえるようにするためでしょうか、盛り土の上に設置されていました。

岩槻藩の藩校だった遷喬館。昔の藩校の建物が現存しているのは埼玉県ではここだけだそうです。

岩槻人形博物館。日光東照宮の造営に関わった職人たちの技が受け継がれている岩槻の人形作りは全国的に有名ですね。ここのカフェに立ち寄ろうと思ったのですが、混雑していて断念しました。

市内から日光御成街道を北東に走ったところにある慈恩寺。平安初期創立の天台宗の古刹です。

慈恩寺には西遊記でおなじみの玄奘三蔵法師の霊骨を安置する十三重の霊骨塔があります。門構えを含めていかにも中国的雰囲気が漂っていますね。ちなみにこの塔は慈恩寺の敷地内でなく、少し離れた所にあります。

帰りは見沼代用水沿いを走って帰宅しました。

昨日の走行距離96.0km。ご近所ポタの予定でしたが、思いのほか距離が延びてしまいました。