自粛ムードなこともあって、自宅周りを乗り回したりウォーキングに勤しんだりしていましたが、やはり纏まって体を動かさないとどうも体調が悪いので、昨日は久々にポタリングに出かけました。五色不動巡りが今回の目的で、本当なら1日で6か所回りきる予定でした。ただ、寄り道ばっかりしていたので今回は3か所のみの紹介となります。
スタートは目白不動のある金乗院です。目白という名は地名や駅名にもなっていますが、もともと目白不動堂は椿山荘の東側のあたりにあって、そちらにも目白坂という坂の名前として残っています。
下の写真の右上が不動堂で、直に目白不動の立派な姿を拝むことができます。
ちなみに目白不動の横の宿坂通りは昔の鎌倉街道で、道沿いには神社仏閣が並んでいます。そのまま神田川方面に坂を下った面影橋のすぐ横に山吹の里の碑があります。太田道灌の逸話で有名な場所ですね。
目青不動は目白から若干離れた三軒茶屋にあります。市街地の中にぽっかりと緑の多い空間があり、そこが目青不動のある最勝寺で、下の写真の右側の建物が不動堂になります。中は覗けますが薄暗くてどれが不動さんかよくわかりませんでした。
三軒茶屋まで来たので、ついでに松陰神社に立ち寄りました。ここは幕末の志士、吉田松陰の墓があり、その場所がそのまま神社になっています。
この神社には萩にある松下村塾がそのままの構造で再現されています。
松陰神社でのんびりしてしまったのでさて出発、松陰神社や目青不動のすぐ近くに暗渠になった目黒川があり、その流路をたどって目黒に向かいます。この暗渠の上の緑道は、世田谷区内は住宅街の中を通る散歩道になっているので歩行者最優先です。
首都高速の走る国道246号線の所で暗渠だった目黒川が姿を現します。
すぐ横には大橋JCTの天空庭園があって、ここから下流は住宅街の緑道だったそれまでとは大きく表情を変えます。
下流に向かって少しづつ川幅が広くなります。
雅叙園のあるところで一旦目黒川から離れます。
目黒不動に到着。この日も多くの参拝客が来ていましたが、本堂内はコロナの関係で参拝ができず、残念ながら不動さんを拝むことはできませんでした。
下の写真は目黒不動のすぐ近くにある「たこ薬師」。蛸の絵が描いてありますが、「多幸」を意味しているそうです。
昨日の走行距離57.9km
久々に体を動かすとやっぱり翌日の体調が全然違いますね。残り3か所の不動さんは近いうちには訪問したいです。