ハンドルのブラケットの角度がどうにもしっくりこない。下ハンドルを持ったときは丁度いい位置関係なんだけど、、、
この自転車に慣れてきたところで、FELTのVariableAngleなるステム角度調整機構を使って、ハンドルを若干下げてみました。カーボンコラムなのでトルクレンチを使います。
購入時のステム角度はマイナス8度。横から見ると、スペーサとステムの間に前方と後方で厚さの違うスペーサが見えますが、このパーツの向きを変えます。
キャップを外したところ。プレッシャーアンカーの締め付けトルクは5Nm。この向きで見てもステム内側のスペーサが前後で肉厚が違うのが分かります。
このスペーサには左右に+8、-8、+16、-16の表示があり、スペーサの向きと上下反転の組み合わせで、ステムの角度と窓から見える数字が変わる仕組みです。
窓から見える数字が-16になるように、スペーサを180°回転しました。ステムの切り欠きと、スペーサの切り欠きが一致するように位置合わせして締め付けます。
ステムを締付トルク5Nmで固定します。簡易トルクレンチなので安全を見て気持ち低めのトルクにしました。
組付け終わったところ。この角度だとステムはほぼ水平になります。あとはハンドルの角度を調整するだけですべての作業が完了です。
非常にシンプルな構造で角度調整が出来てビックリです。
ドロップハンドルの場合、アップライトすぎると逆に握りにくくなります。今回の調整で効果てきめん、40km/hまでの加速が楽になりました。