昨日納車されたFELT VR40、自転車屋から自宅まで乗った第一印象は、もっさりしたフィーリングでした。そこで、本日荒川CRでそれなりの距離を走ってみました。
その前に慣らしが終わったのにディスクブレーキのパッドがローターと擦れる音がしていたので、クリアランスの調整です。VR40の場合、下の写真の「3mm PAD IN→」と書かれた穴が左右両側にあり、奥の3㎜六角穴を回すことで左右のパッドそれぞれの隙間を個別に調整できます。
荒川CRの河口に到着です。生憎の曇り空でしたが、長いことクロスバイクをメインに乗っていたので久しぶりのロードバイク、いい汗をかくことができました。
全体的な印象としては、メーカーの謳うマルチロードとしての性格が十分に納得できるものでした。長い坂道を駆け上がった時の踏ん張りに対するフレームの反応が良く、若干柔らかいながらも十分な剛性があります。定速走行時も細かい振動を吸収してくれて長時間のライドでも疲れは少なそう。
ただ、加速時や登坂時は、恐らくタイヤの重量に起因すると思われるかったるさが避けられません。このタイヤは多目的用途としての耐久性を重視しているように思われます。自分のように長距離を1日で走りきるためある程度のスピードをコンスタントに出したい人には向いていないので、近いうちに手持ちの25Cのタイヤと交換する予定です。
ちなみに、試しに未舗装の土手を一直線に登ったところ、あっけなく登り切ってしまったので、タイヤを交換する前に未舗装路での走りを試してみたいと思います。
ギア比がワイドなので28Cのタイヤと相まってこの土手くらいは朝飯前。
荒川CRにも狸がいるんですね。