VOLT1300

極力毎日運動しようとすると、どうしても仕事が終わった後に走る機会が多くなります。とりわけ暑い夏は涼しい時間帯に走りたくなります。そのため夜間を快適に走れるいいライトがないか探していましたが、CATEYEのVOLT1300がProBikeKitという通販で一万円以下で売っていたので購入しました。多少重たいけどバッテリーの持ちを優先した選択です。

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www.probikekit.jp

早速ですが夜の荒川CRを下流から明かりの少ない中流域まで走ってみたところ、Lowの120ルーメンが丁度いい明るさでした。車止めやジョギングしている人も遠くから視認できるので安心して走れます。一方Highの1300ルーメンはまず使うことはないです。明るすぎて目が明順応してしまい、照らしている範囲以外が見えなくなって逆に危険です。Highモードは夜の幹線国道を走るとか見通しの悪い場所で一時的に使うとかの限られたシチュエーションにしか使えないですね。

バッテリーは購入状態のまま充電せずに使ってLowで10時間近く走ってやっとオレンジ色の残量警告が点いたので、期待した通りの持続時間と言えるでしょう。

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このライトを使って気づいたのですが、Lowの120ルーメンとMiddleの500ルーメンは額面の数値ほどの明るさの違いは感じられませんでした。目が明るさに順応しているためなのですが、逆に言えば明るいことが体感できる照度のライトを使うと周囲の人に迷惑をかけかねない事に注意が必要です。実用上は500ルーメンもあれば十分です。あとは光軸を上げすぎないように取り付けましょう。

それとこのライト、人によっては重量が気になるかもしれません。絶対重量は大したことなくても、ハンドリング時の慣性に影響が出ます。

リアのテールライトは同じくCATEYEのAUTO RAPID3、センサーで自動点灯するモデルで乾電池式です。乾電池式はバッテリー切れの心配はなくなりますが、乾電池が交換できる大きな開口部が必要なためUSB充電式より雨に弱くなります。ただ水抜き穴がないタイプなので、直接雨に当たらないサドル下に取り付ければ大丈夫だろうとの判断ですが、あとは使ってのお楽しみです。

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 参考までにVOLT1300のリチウムイオンバッテリーは取り外しできるのでPSEマークがついています。海外通販でこの手の商品を買ったら必要な認証の表示がついているか確認しましょう。火事にでもなったら取り返しがつきません。

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