南アルプス白州 〜ファミキャン〜

このGWを利用して、南アルプスの麓にあるキャンプ場で2泊3日のファミキャンをしてきました。子供の受験勉強もありここ最近は纏まった旅行に行けなかったので、久々の大自然の中、ゆっくり羽を伸ばします。

キャンプ場近くの河原に降りると遠くに雪を被った甲斐駒ヶ岳が見えました。南アルプス赤石山脈という名の通りチャートなどの堆積岩が主体ですが、駒ヶ岳周辺は花崗岩質のためこの付近の河原の石や砂は真っ白です。この花崗岩が豊富な南アルプスの名水を生み出すため、普通にキャンプ場の蛇口をひねるだけで南アルプスの天然水が潤沢に使いたい放題です。

テントとタープを設営します。キャンプ道具は至ってオーソドックスですね。子供からは「飾りっ気がないね」と言われてしまったので、次回は何か小物を買おうかと思います。

キャンプと言えば焚火。ワイン片手に揺れる炎を眺めていると日ごろの疲れが癒されます。いつかソロキャンをやってみたいです。

天気が良かったので石空川渓谷を歩きます。下の写真はフォッサマグナ露頭地。右側の白い花崗岩と左側の黒い砂岩泥岩層、そして両者の間の砕けた岩が混じった破砕帯が明瞭に見て取れます。

石空川渓谷は花崗岩の大きな石がゴロゴロした河原を歩きます。また吊り橋を渡ったり階段を登ったりと変化に富んだコースになっています。

日本の滝100選の一つ、精進ヶ滝に到着。ここまではルートも比較的整備されているのですが、ここから先は立ち入り禁止になっています。

帰りがけに尾白川渓谷に寄ってみました。ここの河原も名前の通り白い花崗岩で埋め尽くされていて、緑とのコントラストがとてもきれいです。

   

下の写真は千ヶ淵、CMなどのロケによく使われる名所ですね。この先は急な登山道のためここで引き返しました。

       

久々の自然に囲まれた旅行でした。ストレスの多い現代人には息抜きは必須ですね。