この連休は外出の予定もないのでフレームバッグを作ってみました。
布地は事前に日暮里のトマトで調達してきたCORDURA 1000Dです。ネットでも販売していますが、素地の感触を確かめたかったので直接足を運んで購入しました。
さて、採寸です。トップチューブ・ダウンチューブ・シートチューブの長さと、それぞれの直径を実測します。
念のため一旦型紙を起こして寸法が正しいか確かめます。今回作るフレームバッグは前三角形の内側を目一杯使って最大容量にします。ほぼ直角三角形であることが分かり安心しました。この方が作りやすいです。
コーデュラ1000Dは厚手のナイロンなので、ミシン針は♯16、ミシン糸は♯30を使いました。本格的な裁縫は家庭科の授業以来数十年ぶりです。ミシンの取説とにらめっこしながら、下糸巻きから始めます。
寸法通りに切り取った布地を白い糸で仮止めします。
縫っている最中の写真です。布の裏側に白いペンで寸法や縫い代をマーキングしています。
布同士は、ほつれ止めを兼ねてたち目かがりで縫いました。最近のミシンは色々な縫い方がプログラムされていて便利ですね。
布の裏側から縫っているので、表からは直接は縫い目が見えない構造になっています。
で、完成。丸二日かかりました。まあ、初めてのバッグにしては上出来でしょう。
自転車に取り付けてみたところ、ジャストのサイズで仕上がってました。ファスナーは両開きタイプなので、荷物の出し入れが簡単にできます。
フレームバッグを自作する上で一番難しかったのがファスナーの取り付けでした。三角形のバッグなので、ファスナーの斜辺側の止め具の位置をペンチを使って現物合わせで調整しながら縫い進める必要がありました。
一度自作してみると、布地や縫い方、ファスナーの構造まで色々と勉強になりますね。簡単なものであれば、また自作にチャレンジしてみます。