国分寺~府中~調布飛行場

今日は歴史ポタに出かけてきました。

東京で地名にもなっている国分寺、ここにもちゃんとかつての国分寺の遺跡があります。下の写真は僧寺の金堂跡。奥の森に見えるところは国分寺崖線で、豊富な湧水を使って公園が整備されています。

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七重塔跡。国分寺は七重塔が一般的ですが、武蔵国分寺の場合は塔が2つあったそうです。

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この地図を見ると位置関係が分かりやすいですね。国分寺は僧寺と尼寺とからなっていて、両者の丁度ど真ん中を古代官道が走っています。

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住宅街の中にある古代官道の遺構が発掘された場所。この時代の官道は一直線なのが特徴で、幅も12mと大きく作られています。

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こちらは尼寺です。線路を越えたところにありますが、案内板がしっかりしているので迷うことはありません。

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尼寺跡の北側には、鎌倉街道だったとの言い伝えがある切り通しの道があります。

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府中街道を南に下り、府中に到着。府中という地名は日本各地にありますが、いずれもかつての国司のあった場所を意味しています。

下の写真は大國魂神社で、武蔵国司はこの神社のすぐ横に置かれました。

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ここが国司跡の公園。つい最近史跡としての整備が始まったところです。

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帰りがけに調布飛行場に寄りました。この飛行場からは、伊豆諸島との間を往復する小型プロペラ機の定期便が離着陸しています。

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丁度飛行機が飛び立ったところです。この時刻からすると新島行きかな?

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今日の走行距離76.3km。

 飛行機を見ると、どこか遠くを旅したくなりますね。