昨日は朝早く起きたこともあり、荒川サイクリングロード~武蔵水路~利根川サイクリングロード~江戸川サイクリングロードの周回コースを走ってきました。荒川CRから利根川CRにどのルートで行くかは人によって好みが分かれますが、今回は極力車を気にせずに走れる武蔵水路を選択しました。
先ずは荒川CRに到着。日の出前なので地平線がうっすら赤いです。この日は風が弱いのもこのルートを選んだ理由の一つで、特に長距離を走る場合は風向きによって体力の消耗具合に大きな差が出ます。
戸田橋を荒川左岸側に渡ります。いつもなら右岸を走るのですが、正確にルートを調べると、ここで橋を渡ったほうが若干ながらも距離の短縮になります。
戸田競艇場の横を通ります。
彩湖が見えてきました。先日の水害から都心を守ってくれた場所の一つですね。
幸魂大橋の手前で車道に合流するので、この道を下り、彩湖グリーンパークに向かいます。
なるべく彩湖沿いの道を進み、彩湖を越える橋を渡ります。
荒川と彩湖に挟まれた道を進みます。さくらそう水門が朝日でオレンジ色に輝いていますね。この道は朝早くからロード乗りの集団がトレーニングに励んでいました。
水門を超え、秋ヶ瀬公園内の道を行きます。
そのまま荒川左岸を北上します。北風の強い冬は走るのを遠慮したい道ですね。
開平橋に到着。榎本牧場方面へ行くときはこのまま直進しますが、今回はこの橋を渡って荒川右岸に出ます。
入間川と荒川に挟まれたサイクリングロードを一路北上します。
途中でサイクリングロードが二手に分かれます。写真左の堤防上を直進するルートは市野川に沿ってこども動物園に向かう道なので、荒川CRを北上するには堤防を右に降りて市野川を渡り、川の反対側の堤防に行く必要があります。
吉見運動公園管理事務所に到着。ここには自転車用チューブが売っていたり、空気入れを借りることができたりと、自転車乗りにはうれしい場所です。
武蔵水路に行くには、この吉見公園で糠田橋を渡り、荒川右岸から左岸へと向かいます。
荒川左岸を北上すると、すぐに右前方に排水機場の白い建物が見えてくるので、ここで堤防を降ります。
下の写真が武蔵水路です。この水路の両脇に道路が走っていて、どちらか一方が二車線の道になっています。もう一方は一部区間が生活道路、多くが歩道なので車もほとんど走ってなく、快適なポタリングができます。
さきたま古墳群までの区間は武蔵水路の東側を走ります。
JRと交わるところでは線路下のスロープ付き地下道を自転車を押しながら越えますが、国道17号は歩道橋を使って信号に関係なく越えることができます。
国道17号線との交差点近くにある公園からさきたま古墳群まで県営さきたま緑道が整備されていて、朝早くから多くの人が散歩やジョギングに勤しんでいます。武蔵水路の道はこの緑道のおかげで夏は木陰で涼しいし、冬は防風林にもなってくれます。
さきたま古墳群が見えてきました。
さきたま古墳群を過ぎてしばらく北上すると、県道308号線が武蔵水路の西側から東側にくるので、それと入れ替わるように武蔵水路の西側を走ることにします。程なくして秩父鉄道の線路が見えてきます。
秩父鉄道が武蔵水路を越える所で、再び入れ替わるように水路の東側を走ります。
しばらく走ると、この道が星川水門のところで行き止まりになります。
この行き止まりのところにあるのが見沼公園で、下の写真の左側が武蔵水路、右側が見沼代用水となり、ここから北は二つの用水路が隣り合わせに流れています。ちなみに見沼代用水には緑のヘルシーロードというサイクリングロードが整備されていて、公園や神社、数々の遺構など見どころ満載のサイクリングが満喫できます。
利根大堰まで残り2km。この区間は緑のヘルシーロードを走ります。
利根大堰に到着!なかなかの規模の水門ですねぇ。川の向こうは群馬県、、、ということは埼玉県を丸ごと縦断してきたわけです。
利根大堰でせき止めた水が3つの水路を使って関東平野に供給されています。下の写真の右から見沼代用水・武蔵水路・埼玉用水路。埼玉用水路はそのまま葛西用水路に繋がっています。
利根大堰から利根川右岸を下流に向かいます。しばらくは快適なサイクリングロードが続きます。
道の駅「はにゅう」。ここで簡単な食料補給をします。
ここからがちょっと誤算でした。道の駅を出てしばらくすると迂回路へと案内されます。
どうやら堤防強化工事が11月から始まるらしく、東北自動車道のあたりから加須未来館近くまでの長い区間が通行止めになっています。この道を走る予定の人は、来年の春まで待ったほうがよさそうです。
加須未来館付近の僅かな区間は土手の上を走ることができましたが、恐らくこの区間も11月には通行止めになるようで、通行止めの標識の準備をしていました。
やむなく殆どの区間で一般道を使いながらも国道125線の利根川橋の交差点に到着。
ここから下流は再び快適なサイクリングロードを走ることができます。
関宿の天守閣を模した博物館が見えてきました。ここが江戸川CRの起点になります。ちなみに本物の関宿城は治水工事のため堤防の下に埋もれていますので念のため、、、
快適なサイクリングロードですね。
快適なサイクリングロードです、、、それ以外のコメントが見つからないくらい、景色に変化がありません。
グライダーの滑空場が見えてきました。この近くの対岸にも滑空場があるようです。
ところどころ道幅が一般道並みに広くなったりします。
地底探検ミュージアム龍Q館が見えてきました。TVでも一時期紹介された、外郭放水路調圧水槽・・・いわゆる地下神殿の見学施設です。ここもまた、首都圏を水害から守ってくれた施設ですね。
流石にかなりの距離を走ったので疲れてきました。
東武線の下をくぐり、たしかこの辺に休憩に最適なお店があったような、、、十数年前の記憶なので曖昧です。
やむをえずひたすら江戸川を南下します。右手に住宅街が見え始めてきました。
やっと葛飾橋が見えてきました。
この日の走行距離170.7km。
先日サドルの位置を前に3㎜ずらしたところ、見違えるように走りやすくなりました。北風の季節になる前に荒川上流に行けるだけ行っておきたいですね。